ファッション・アパレルを学べる通信制高校・サポート校5選!本格的に学べる学校は?

通信制高校なら、高校生のうちからファッション・アパレルを学ぶこともできます。ただ、どの学校でも学べるわけではなく、「ファッション・アパレルのカリキュラムに力を入れている学校」を選ぶことが大切。

ここでは特にファッション・アパレルについての学習環境・体制が整っている通信制高校・サポート校を紹介します。通信制高校選びの参考にしてほしいと思います。

アパレル・ファッションを学べる通信制高校・サポート校5選!

基礎から業界で通用する知識・技術を学べる!「ヒューマンキャンパス高等学校」

学校の分類 通信制高校
入学できる地域 東京(高田馬場)・神奈川(横浜)・千葉(柏)・埼玉(大宮)・群馬(高崎)・宮城(仙台)・名古屋・大阪・広島
学費の目安 年間40〜80万円
(就学支援金の適用で年間20〜70万円)

ヒューマンキャンパス高等学校はファッション・アパレルを含め、さまざまな専門分野を学べる通信制高校。専門学校にも近いカリキュラムになっていて、ファッションについても業界で通用する知識や技術を学べます。

自宅メインで学べる通信コースもありますが、ファッションについての専門的な授業はなし。本格的にファッション・アパレルについて勉強する場合は近くのキャンパスへ通学して勉強が必要で、学費は年間80万円ほど。ただ、就学支援金という国の制度を利用すると年間50〜70万円ほどになります。私立の全日制高校と同じくらいと考えれば、環境やカリキュラムも整っているためおすすめです。

「ヒューマンキャンパス高等学校」公式サイト・詳細

プロによる特別授業も!楽しく学べるオリジナル授業がたくさん「北海道芸術高等学校」

学校の分類 通信制高校
キャンパス 札幌・仙台・東京(池袋)・横浜・名古屋・福岡
学費の目安 年間80〜100万円
(就学支援金の適用で年間55〜90万円)

芸術系の分野に力を入れている北海道芸術高等学校。ファッション・ビューティコースはヘアメイクショー・レコーディング実習・映画エキストラ出演・マンガ作品講評会など、オリジナルの授業がたくさんあります。

美容師・マンガ・ダンス・eスポーツなど、さまざまな芸術分野のコースがある北海道芸術高校だからこそできるカリキュラム。プロとして第一線で活躍するアーティストの方による特別授業もあり、パーソナルカラーリスト検定やネイリスト検定など、資格取得のサポートもしてくれます。

「北海道芸術高等学校」公式サイト・詳細

キャンパスは神奈川県(横浜)。少人数制でファッション・アパレルの本格的な勉強!「横浜デザイン学院」

学校の分類 高等専修学校
キャンパス 神奈川(横浜)
学費の目安
(就学支援金の適用前)
初年度120万円、以降80万円
(就学支援金の適用で年間60〜110万円)

横浜デザイン学院は通信制高校ではなく、中学校を卒業した人が入学できる「高等専修学校」という学校。卒業すると普通の全日制高校と同じ卒業資格を得られて、専門的な分野の勉強ができます。

学科はファッション・デザイン・マンガの3つ。ファッション学科では人体のサイズや体型を学ぶ「ファッション造形基礎」やコンセプト・テーマ・トレンドなどを考えながらデザイン画を作る「ファッションドローイング」など、業界で必要な知識・技術を学べます。

高校のうちから専門分野を学ぶことで、その後の進路や目標はよりハッキリするはず。キャンパスへ通って勉強することになるため、キャンパスのある神奈川県周辺に住んでいるならおすすめです。

「横浜デザイン学院」公式サイト・詳細

ビューティ・メイク・モデルの勉強ができる!現役プロ講師の授業&資格の取得もサポート「ヴィーナスアカデミー高等部」

学校の分類 サポート校
(提携の通信制高校:N高等学校)
キャンパス 東京(恵比寿)・大阪(心斎橋)
学費の目安 年間120万円
(N高等学校の学費も必要)

ヴィーナスアカデミー高等部は、通信制高校の勉強をサポートする「サポート校」。サポート校では高校の卒業資格が得られないため、「N高等学校(N高)」という通信制高校に合わせて入学することになります。

学べる内容はアパレルよりは「ファッション」。ネイル・メイク・美容などを学びたい場合に向いています。

キャンパスは東京と大阪にあり、どちらかに通って勉強。フォトスタジオ・ネイルルーム・エステルームなど、プロの現場で使うような本格的な設備も充実。現役のアーティスト・スタイリスト・ネイリスト・美容家などの講義もあり、高校生からまさに本格派の学びができます。

ただしヴィーナスアカデミー高等部は、提携の通信制高校であるN高の学費も合わせてかかります。N高の学費は就学支援金で割引になるため、通信コースにすれば年間10万円もかかりません。それでもヴィーナスアカデミー高等部の学費は少し高めのため、予算とキャンパスの場所が合うかは考える必要があります。

「ヴィーナスアカデミー高等部」公式サイト・詳細

アパレル企業のSPINNSが運営。プロのアパレルスタッフを目指せる「SPINNS高等学院」

学校の分類 サポート校
(提携の通信制高校:日本航空高等学校)
キャンパス 京都
学費の目安 年間30万円
(日本航空高等学校の学費も必要)

最後のおすすめは、アパレル企業のSPINNSが運営する「SPINNS高等学院」。アパレル企業が運営するサポート校で、日本航空高等学校という通信制高校にも入学する必要があります。

通学は基本的に週1回のみで、キャンパスは京都にあります。授業での学びを活かしてSPINNSが運営する店舗でアルバイトとして働くこともでき、運営スタッフとして関わることも可能。社員研修にも参加できて、社会人としての基礎を身につけることもできます。

また、SPINNS高等学院はファッション・アパレルを学べる学校としては学費がお値打ち。日本航空高等学校の学費は就学支援金で割引になるため年間10万円ほどで、費用を抑えて学べます。

「SPINNS高等学院」公式サイト・詳細