高校生のうちから芸術分野を専門的に学べる北海道芸術高校。全国にキャンパスがあり体制の整っている人気の通信制高校ですが、卒業後の進路がどうなるかは気になるもの。
北海道芸術高校を卒業したあとは、大学や専門学校へ進学する人や、そのまま就職する人が多いです。
大学は一般的な大学に加えて美大・芸大・音大などへ行く人もいて、マンガ・イラスト・声優・ファッション・ビューティー・音楽・美容師・ダンス・美術・eスポーツなどの専門学校へ行く人もたくさんいます。さらに北海道芸術高校の在学中に業界の人と知り合う機会もあり、これをきっかけにデビューや仕事につながることも。さまざまな可能性があるのが、北海道芸術高校の良いところです。
ここでは「北海道芸術高校からの進路」を解説します。
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北海道芸術高校からの進路は幅広く、大学・専門への進学は約35%!やりたいことを仕事にするならおすすめ
北海道芸術高校を卒業した人の進路は、下のようになっています(2020年度)。
- 大学・専門学校:約35%
- 就職:約24%
- 養成所・各種学校:約6%
- その他(受験準備など):約35%
北海道芸術高校はその名の通り、芸術分野に強い学校。そのため一般的な大学の経済学部や文学部、工学部などだけでなく、芸術系の大学や美大、音大などに進む人もいます。また、専門学校に進み、高校で勉強したことをさらに深く学ぶ人もいます。
つまり北海道芸術高校は、「将来、やりたいことを仕事にしたい」という人におすすめ。マンガ・イラスト・声優・ファッション・ビューティー・音楽・美容師・ダンス・美術・eスポーツと、さまざまな分野でプロになるための知識・技術を学べます。
また、芸術分野の授業は、初心者でも無理なくついていけるように構成されています。「興味はあるけど、ついていけるか不安・・」という場合でも大丈夫ですが、心配なら北海道芸術高校に直接相談してみましょう。
進学先の大学は芸術系だけでなく、一般の大学にも進学可能。有名大学・難関大学を目指すなら、ほかの通信制高校も候補に
芸術分野に強い北海道芸術高校ですが、一般の大学・学部にももちろん進学できます。経済学部や情報学部なども目指せるため、途中で自分の希望する進路が変わっても大丈夫です。
ただ、東大・京大・早稲田・慶応などを始め、有名大学や難関大学を目指したい場合、北海道芸術高校は不向き。英語や数学などのハイレベルな授業は北海道芸術高校になく、「大学進学コース」のような専門コースもありません。基本的には芸術分野に興味がある・やりたいことがある、という人におすすめです。
進学先の専門学校はメイク・ダンス・マンガ・声優・ゲームなど多彩。学校訪問やガイダンスなども実施
北海道芸術高校の授業だけでもプロとして通用するような知識・技術を学べますが、専門学校に進学する人も多いです。北海道芸術高校でも、進学に関するさまざまなイベントがあります。
例として声優コースでは、声優養成所の合同ガイダンスを実施。さまざまな声優養成所の担当者に話を聞き、「ここでさらに学びたい!」という学校を見つけられます。声優さんや俳優さんから演技の実技指導や発声練習などを教えてもらえる機会もあり、プロのトレーニングを体験することもできます。
また、流行の最先端を学べるビューティー専門学校や美容師専門学校による、ワークショップでの体験会もあります。
さらにダンスや音楽系の専門学校訪問もあり、プロの音響設備を体験することもできます。第一線で活躍するパフォーマーが使うステージでダンスレッスンを体験したり、アンサンブル(合唱)をしたりと、大きな刺激になることも多いはず。以前に行われたダンスのワークショップでは、業界大手の「エイベックス・プランニング&デベロップメント」による体験レッスンが行われ、「ストリートダンス検定」という検定の講義もありました。
仕事を始めると、まとまった時間で勉強する機会はなかなかありません。もちろんできなくはありませんが、北海道芸術高校から専門学校へ進んで自分の強みをさらに伸ばすのも良いですね。
高校から就職する人も24%ほど。好きを仕事にするのも良いかも
北海道芸術高校からそのまま就職する人もいます。2020年度は全体の約24%と、比較的多くの人が企業に入社したり、プロとして活動を始めたりしています。
北海道芸術高校での在学中にもチャンスはあり、たとえばマンガコースでは授業で描いたマンガを大手出版社へ持ち込み。実際にマンガ雑誌を担当している編集者の方に見てもらえる機会があります。もちろん手厳しく言われることもありますが、アドバイスやより良いマンガを描くきっかけになるはず。そして人によっては編集者がついたり、デビューのきっかけになったりすることもあり、夢があります。
3年になると進路ガイダンスがあり、書類・面接の指導もあり。さらに学内オーディションなども!
北海道芸術高校で専門分野を勉強する場合、1年・2年次は基本の知識や技術の修得に加えて、業界研究・マナー講座・進路ガイダンスなどを受けて進みます。3年になるとより進路を考える機会が増え、三者面談・学校展への参加・大学や専門学校への出願が始まります。
3年次のカリキュラムには履歴書や小論文の書き方、面接の個別指導も含まれているため、大学・専門学校の受験をしっかりサポートしてもらえて安心です。
さらに北海道芸術高校は「学内オーディション」もあり、これをきっかけに進学や就職が決まることもあります。もちろん多くの人がオーディションで進路を決めるわけではないかもしれませんが、ひとつの良い機会ではあります。
カリキュラム・体制は整っているけれど、「自分のやる気」も大切
北海道芸術高校はカリキュラムや体制が整っていて、カリキュラムに沿って勉強していけば、業界に通用するような知識や技術が身につきます。ただ、「何となく」で授業を受けるだけだと、上手くいかないこともあります。
- 「ビューティーに興味があるから、仕事にできるよう勉強したい」
- 「声優になりたいから、高校の間からトレーニングを始めたい」
- 「eスポーツで、プロとして活躍したい」
上のような気持ちがある人に、北海道芸術高校は向いています。せっかくの環境をフル活用して、良い高校生活を過ごしてほしいと思います。
北海道芸術高校の進路は多彩!やりたいことがハッキリしているなら、考えてみるのもおすすめ
北海道芸術高校の進路は人によってさまざま。大学や専門学校に進む人もいれば、高校を卒業してそのまま就職する人もいます。経済学部や文学部などの一般的な学部へ進む人もいますが、やはり北海道芸術高校は興味のあること・やりたいことが決まっている人におすすめ。気になったら案内資料やパンフレットを見てみたり、実際に相談してみたりして考えてほしいと思います。
なお、通信制高校やサポート校は、しっかり選びたいもの。入学するとなかなか変えられないため、まずは資料や案内パンフレットをチェックしてみるのがおすすめです。
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