KTCおおぞら高等学院の特徴・コース・学費を解説:屋久島おおぞら高等学校との違い

KTCおおぞら高等学院は、屋久島での自然体験スクーリングが人気の通信制高校「屋久島おおぞら高等学校(以下、屋久島おおぞら高校)」のサポート校。

屋久島おおぞら高校での勉強は自宅学習が基本ですが、KTCおおぞら高等学院に合わせて入ると、キャンパスへ登校して授業を受けられて、先生に勉強や進路の相談をすることもできます。高校生活が充実するため、お子さんと一緒に考えてみるのもおすすめです。

ここではKTCおおぞら高等学院について、詳しく解説します。

(「屋久島おおぞら高等学校」についてはこちら)屋久島おおぞら高等学校の特徴・メリットを解説:KTCおおぞら高等学院との違い

なお、通信制高校やサポート校は、しっかり選びたいもの。入学するとなかなか変えられないため、まずは資料や案内パンフレットをチェックしてみるのがおすすめです。「ズバット通信制高校比較」なら人気の通信制高校や気になる学校の資料をまとめて取り寄せられて、手間が省けます。無料なので、ぜひ使ってみてください。

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KTCおおぞら高等学院は、「屋久島おおぞら高等学校」のサポート校(全国40ヶ所以上)。高校生活が充実する、選べる3つの学科

KTCおおぞら高等学院は通信制高校ではなく、「サポート校」。

サポート校は通信制高校の勉強をサポートする塾のような存在で、高卒資格は取れません。サポート校を利用する場合、通信制高校にも入学することになります。

【屋久島おおぞら高等学校(通信制高校)・KTCおおぞら高等学院(サポート校)の違い】

屋久島おおぞら
高等学校
(通信制高校)
KTCおおぞら
高等学院
(サポート校)
高卒資格の取得
屋久島
スクーリング

(屋久島おおぞら高校にて)
学習の形式 自宅で学習 自宅または登校
で学習
先生による
サポート

薄め

手厚い
イベント
少なめ

多い

屋久島おおぞら高等学校だけでも高卒資格は取れますが、自宅学習が中心で、先生によるサポートやイベントなどは少なめ。お子さんの高校生という貴重な時間を充実したものにするなら、KTCおおぞら高等学院はおすすめです。全国40ヶ所以上あるキャンパスに登校して勉強でき、イベントもたくさん。先生による進路や学習のアドバイスなども受けられます。

KTCおおぞら高等学院は、3つの学科に分かれています。

【KTCおおぞら高等学院の学科】

  • スタンダード学科:キャンパスへ通学して勉強できる。クラスで勉強する「ウィークデイコース」と、1対1授業の「個別指導コース」がある。
  • アドバンス学科:スタンダード学科の内容に加えて、大学進学を目指す「進学コース」がある。
  • みらい学科:ネイル・メイク・スポーツ・ITなど、興味のあることを学べる。

まずは、全ての学科に共通する特徴を解説します。

【KTCおおぞら高等学院の特徴】

  • どの学科でも、イベントがたくさん。友達も作りやすい。
  • どの学科でも、学生生活を「マイコーチ(先生)」がサポート。自分のペースで前に進める。
  • 「KTCみらいノート」を書くことで、自分自身ややりたいことが見えてくる。

どの学科でも、イベントがたくさん。友達も作りやすい

KTCおおぞら高等学院は、キャンパスでのイベントがたくさん。年間のスケジュールは下のようになっています。

【KTCおおぞら高等学院のイベント】

4月:入学式・新入生ガイダンス
5月:新入生交流イベント
6月:進路ガイダンス・保護者会・農業体験
7月:三者面談・夏休み・キャンパスイベント
8月:夏休み
9月:前期卒業式・進路ガイダンス・保護者会・キャンパスイベント
10月:後期入学式・後期入学ガイダンス
11月:進路相談会・学院祭
12月:保護者会・三者面談・冬休み
1月:キャンパスイベント
2月:保護者会・スペシャル授業
3月:後期卒業式・三者面談・春休み

通信制高校は自宅で勉強でき、自由な時間が多いのは良いところ。ただ、「なかなか友達ができない・・」ということもあります。

KTCおおぞら高等学院ならイベントで仲良くなることも多く、楽しい高校生活になるはずです。周りの人も友達がほしい人は多いので、少し勇気を出して声をかけてみると良いかもしれません。

どの学科でも、学生生活を「マイコーチ(先生)」がサポート。自分のペースで前に進める

KTCおおぞら高等学院は担任の先生を「マイコーチ」と呼び、相性の良い人を自分で選べます。最初に登校してから1〜2週間はさまざまなコーチと話したり授業を受けたりできるため、じっくり考えて決められます。

もちろんマイコーチ以外の先生も気軽に相談できますが、担当の先生がいることで自分の状況をしっかり理解してもらえます。勉強・今後の進路・プライベートなど、不安なことがあれば何でも相談しましょう。

また、KTCおおぞら高等学院の先生は、メンタルサポートの研修を受けています。カウンセラーのような役割も果たしてくれて、寄り添うようにお子さんを支えてくれて、「家族支援カウンセラー」という資格を持つ人もいます。

「KTCみらいノート」を書くことで、自分自身ややりたいことが見えてくる

通信制高校を考えるお子さんは、やりたいことや将来について悩んでいることもあるもの。

KTCおおぞら高等学院には「KTCみらいノート」というノートがあり、自分自身・やりたいこと・今後の進路などを考えるツールとして役立ちます。

KTCみらいノートは、自分の楽しかったことや思い浮かんだこと、将来のイメージなどを自由に書き込めるノート。使い方は人それぞれで、KTCおおぞら高等学院の公式サイトに先輩の例が載っています。みんな自由に書いていますが、好きなことを書くうちに「これがやりたいかも」「こんなイベントがあって楽しかったな」という前向きな気持ちが生まれるはず。ぜひ活用してみてください。

キャンパスへ通学しながら勉強できる「スタンダード学科」

ここからはKTCおおぞら高等学院の3学科を、順番に解説します。

ひとつ目の「スタンダード学科」は、多くの人が利用する学科。キャンパスに登校して勉強でき、日々の授業やマイコーチ(担任の先生)によるサポート、学生生活が充実するイベント、定期的な面談などがあります。

登校日数を週1〜5日から選べる「ウィークデイコース」か、午後から通学&1対1授業の「個別指導コース」。服装は自由

スタンダード学科はさらに2つのコースに分かれていて、「ウィークデイコース」と「個別指導コース」があります。

ウィークデイコース:週1〜5日登校して、クラスで授業を受けるコース。
個別指導コース:週1〜5日、午後から通学して、先生との1対1授業を受けるコース。

友達を作りやすいのは、ウィークデイコース。クラスでほかの生徒さんと仲良くなりやすいため、普通の高校(全日制)と変わらない雰囲気で勉強できます。

お子さんがコミュニケーションに自信がない、自分のペースで勉強したいという場合は、個別指導コースが向いています。先生に1対1で教えてもらえるため、無理なく勉強できます。また、途中からウィークデイコースへの変更もできます。

英語や数学の授業に加え、資格・検定に挑戦できる「みらいの架け橋レッスン」、社会見学や地域の活動ができる「社会の架け橋プログラム」などがある

スタンダード学科では英語や数学などの授業だけでなく、「みらいの架け橋レッスン」「社会の架け橋プログラム」というものもあります。

「みらいの架け橋レッスン」は、やりたいことや資格・検定にチャレンジできるレッスン。ネイル・メイク・ダンス・秘書検定・アロマテラピー検定・色彩検定など、興味のあることを学べて、自分の道も見えてきます。また、本格的に好きなことややりたいことを追求するなら、「みらい学科」で学べます。

「社会の架け橋プログラム」は、「なりたい大人」を見つけるためのプログラム。さまざまな分野で活躍する人をゲストとして招いての講演会や、会社などを訪問しての職場体験など、お子さんがこれからを考えるきっかけになるはずです。

スタンダード学科の内容にプラスして、大学受験対策ができる「アドバンス学科(進学コース)」。指定校推薦もあり

「アドバンス学科」は、大学進学を考えるお子さんにおすすめの学科。「進学コース」というコースのみが設けられていて、大学受験対策の勉強ができます。

スタンダード学科の通常授業・みらいの架け橋レッスンなどはアドバンス学科でもそのまま。これにプラスして、大学入試に向けた対策をします。

【アドバンス学科の特徴】

  • レベルは「高校1年~共通テストレベル」が目安。中学校の復習もOK。
  • いつも通っているキャンパスで受験対策ができ、予備校に通う必要がない。
  • 先生による「Web授業」で、全国どこでも質の高い授業を受けられる(回数無制限)。
  • いつでも見られる「映像授業」もあり、自宅でもキャンパスでも学習しやすく、復習・先取り学習もできる。
  • 担任の先生による個別サポート。進路相談・模試の分析・推薦&AO入試対策(面接・小論文)・出願準備などがある。
  • 添削指導もある。
  • 外国人の先生による、オンラインの英会話レッスンもあり。海外留学や日常英会話の習得に役立つ。

アドバンス学科は上のような内容で、お子さんが大学進学を目指すなら考えてみるのも良いです。ほかの予備校なども選択肢としてありますが、慣れた環境・先生・友達と一緒に勉強できるのは大きなメリット。これまでに合格実績もしっかりあるため、安心して利用できます。

【合格実績】

京都大学・広島大学・筑波大学・愛媛大学・青山学院大学・関西大学・関西学院大学・北里大学・慶應義塾大学・駒澤大学・上智大学・中央大学・東京理科大学・同志社大学・東洋大学・名古屋大学・日本大学・文教大学・明治大学・立教大学・早稲田大学など

また、KTCおおぞら高等学院では、屋久島おおぞら高校の指定校推薦を利用できます。

指定校推薦は「屋久島おおぞら高校の生徒さんに、ぜひ来てほしい」と、大学側が高校を指定して募集する推薦入試の制度。屋久島おおぞら高校は有名大学の指定校推薦枠もあるため、チャンスがあれば狙ってみるのも良いですね。

【 主な指定校推薦大学 】

青山学院大学・桜美林大学・多摩大学・東北学院大学・法政大学・早稲田大学 ほか多数

興味のあること、やりたいことにチャレンジできる「みらい学科」。受けられるレッスンはキャンパスによって異なるため、最寄りのキャンパスで確認

「みらい学科」は、お子さんが興味のあること、やりたいことに挑戦できる学科。オリジナルの授業が用意されていて、下のようなレッスンを学べます。

【みらい学科の授業(レッスン)の例】

  • スペシャリスト
    ネイル・ヘアメイク・声優・トリマー・ゲームプログラマー・eスポーツ・整備士
  • スポーツ
    ダンスサッカー・フットサル・野球・バスケットボール・バドミントン・キックボクシング
  • ホビー
    軽音楽・ギター・コーラス・演劇・アニメ・クッキング・動画編集
  • ライセンス
    パソコン検定・秘書検定・アロマテラピー検定・色彩検定・漢字検定・英語検定
  • スタディプラス
    小論文・AO入試対策・基礎受験英語・基礎受験数学・基礎受験国語・英会話

全日制の高校ではネイルや音楽、ゲームなどを学ぶ機会はなく、KTCおおぞら高等学院ならではの特徴といえます。お子さんに「これをやってみたい」というものが見つかったら、取り組んでみるのも良いですね。

KTCおおぞら高等学院の学費:「屋久島おおぞら高等学校」の学費も合わせてかかり、合計で年間50〜100万円ほど

KTCおおぞら高等学院に入学する場合、通信制高校の「屋久島おおぞら高等学校」にも合わせて入ることになります。

学科やコースによって学費は変わりますが、KTCおおぞら高等学院・屋久島おおぞら高等学校の合計で、ざっくり年間50〜100万円ほどかかります。高い金額ではありますが、全日制の私立高校と同じくらいではあるため、予算と相談して考えてみてください。

KTCおおぞら高等学院(スタンダード学科)の年間学費

KTCおおぞら高等学院の学費は、スタンダード学科・アドバンス学科・みらい学科で異なります。みらい学科・アドバンス学科はキャンパスによって授業料が違うため、直接問い合わせるのが確実です。

【最初にかかる費用(税込)】

受験料 15,000円

【年間の学費(スタンダード学科の場合。税込)】

ウィークデイコース
(クラス授業)
年間396,000円
個別指導コース 年間580,800円

屋久島おおぞら高等学校の学費

【最初にかかる費用】

入学金 15,000円

【年間費用】

※1年間に25単位を取る想定で計算

施設費 50,000円
授業料 1単位15,000円
(25単位で375,000円)
就学支援金による割引き
(授業料から割り引き)
親御さんの年収(両親の合計)が
年収590万円未満:1単位12,030円が割引き(25単位で300,750円)
年収590万円以上〜910万円未満:1単位4,812円が割引き(25単位で120,300円)
年収910万円以上:割引きなし
年間の学費目安 親御さんの年収(両親の合計)が
年収590万円未満:年間124,250円
年収590万円以上〜910万円未満:年間304,700円
年収910万円以上:年間425,000円

就学支援金について詳しく
通信制高校は就学支援金で学費が割引きに!制度の仕組み・内容を解説

KTCおおぞら高等学院の入学には、書類選考・面接・作文がある(英語や数学などの試験はなし)。ハードルはそれほど高くなく、合格しやすい

屋久島おおぞら高等学校は書類選考のみですが、KTCおおぞら高等学院に入学する場合は書類選考に加えて面接・作文があります。

ただ、KTCおおぞら高等学院の入学ハードルはそれほど高いものではなく、よほどひどい受け答えをしたり、面接で暴れたりしなければ合格できます。それほど心配しなくて大丈夫といえます。

気になったら、まずは資料・パンフレットを請求。その後キャンパスへの相談・見学、出願へ

KTCおおぞら高等学院は屋久島おおぞら高等学校での高校生活がより充実したものになり、カリキュラム・運営体制も整っているサポート校。3つの学科からお子さんに合うものを選んで、入学を考えてみてほしいと思います。

入学までの流れは、下のようになっています。

KTCおおぞら高等学院
入学までの流れ

資料・パンフレット請求

見学・相談

体験入学
(オープンキャンパス)

出願・選考
(書類・作文・面接)

合格発表

入学

まずは資料やパンフレットをチェックして、お子さんに合うかどうかを考えてみるのがおすすめ。興味がわいたら最寄りのキャンパスへ行き、実際に相談してみてほしいと思います。

通信制高校・サポート校選びはお子さんの今後を決める選択のため、とても大切。KTCおおぞら高等学院も、ぜひ検討してみてくださいね。

なお、通信制高校やサポート校は、しっかり選びたいもの。入学するとなかなか変えられないため、まずは資料や案内パンフレットをチェックしてみるのがおすすめです。

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