日本航空高校・通信制(普通科)の進学実績:大学進学を目指すなら、サポート校の併用を

長年の歴史がある日本航空高等学校(日本航空高校)の通信制。日本航空は高校の基本的な勉強ができる「普通科」と、航空技術を学べる「航空科」に分かれています。まだこれからの進路を決めていないなら、普通科がおすすめです。

ただ、通信制高校を選ぶときは、進学実績が気になるもの。ここでは「日本航空高校の進学実績」について紹介します。

日本航空の通信制(普通科)は、有名大学への進学実績が多数。ただし詳しい数字はなし

通信制高校の多くは公式サイトや通信制高校に関するwebサイトに、進学実績を掲載しています。ただ、日本航空の通信制は公式サイトやほかのサイトを見ても、「卒業率は◯%」「大学への進学率は◯%」のような数字がありません。

全日制のページには「一流企業(航空業界)への合格率100%」のような数字がありますが、通信制のみの数字は公表されていない状況です。

【日本航空高校・通信制(普通科)の合格実績】

オックスフォード大学・東京大学(医学部)ブリティシュコロンビア大学・早稲田大学・慶応義塾大学・上智大学・国際基督教大学・中央大学・立教大学・明治学院大学・國學院大學・経済学部・文学部・フェリス女学院大学・日本大学・聖心女子大学・東洋大学・文京学院大学・帝京大学

日本航空の通信制・普通科の公式サイトには、上のような大学の合格実績が掲載されています。有名大学や東大・早稲田・慶応などへの合格実績もありますが、何年度の情報なのかわからず、素晴らしい実績があるならもう少しアピールしてほしいところ。
通信制は自由な時間が多く、自分のペースで学べるのがメリット。ですが逆に言えば、「自分で積極的に勉強する必要がある」ということ。「日本航空の通信制に入りさえすれば、誰でも上のような大学に入れるわけではない」と考えておくほうが良いでしょう。

高卒資格の取得・高校の基本的な学習は、日本航空のみでOK。大学進学を考えるならサポート校も利用を

日本航空の通信制は、「高校を卒業して高卒資格を取りたい」という場合や「勉強は好きじゃないから、基本だけ勉強できればいい」という場合には、十分に良い環境が整っています。日々の学習や課題レポートはそれほど難しくないため、自宅での学習と日本航空のサポートでこなせます。

ただ、大学進学を考えるなら、サポート校も合わせて利用するほうが良いです。

サポート校は通信制高校の勉強や卒業を手助けしてくれる、塾のような存在。サポート校で高卒資格を取ることはできませんが、より本格的な勉強や、文化祭やスポーツイベントなどの企画で学生生活が充実します。

日本航空は家庭教師のトライが運営する「トライ式高等学院」というサポート校と提携。大学受験に向けた勉強や学生生活をサポートしてもらえます。

トライ式高等学院はサポート校の中でも大学進学率が高く、業界トップの実績。2020年の実績は「卒業率98.6%・ 大学進学率65.5%」で、日本航空とトライ式高等学院を併用すれば、志望校に合格できる可能性は大きくアップします。

ちなみにトライ式高等学院の学費は、年間50〜100万円が目安。日本航空の通信制は年間18.5万円ほどで、これを合計した金額がかかります。私立高校くらいの費用が必要ではあるものの、高校での勉強や学生生活を良いものにするなら、考えてみるのもおすすめです。トライ式高等学院は予算や希望に合わせてプランを変えられるため、まずは相談してみると良いでしょう。

(参考)トライ式高等学院の合格実績・進学実績と、高い数字を誇る理由

日本航空の通信制(普通科)は、高校の基礎は十分学べる。大学に進学したい場合、サポート校の利用も考えよう

日本航空高校は歴史のある通信制高校。大学への進学実績も多いものの具体的な数字はなく、どれくらいの実績なのか正確には不明です。

ただ、日本航空はサポート校のトライ式高等学院と提携しているのがメリット。トライ式高等学院は大学への進学実績が約65%とても高く(2020年)、有名大学に合格した人もたくさんいます。

高卒資格を取りたい場合や高校の基礎を学びたいなら、日本航空の通信制のみで十分。大学に進学したいと考えている場合は、トライ式高等学院も合わせて考えてみてください。

日本航空もトライ式高等学院も、まずは案内資料のチェックや問合せから始めるのがおすすめ。スタッフに相談することで、今後の道がハッキリしてくるはずです!