通信制高校に興味がわいても、「どういう流れで入学することになるんだろう?」とわからないことは多いもの。通信制高校は普通の高校(全日制)と入学のルートが違うため、どうすればいいか迷うことはよくあります。
そこでここでは、通信制高校へ入学するときの流れを解説します。
なお、通信制高校やサポート校は、しっかり選びたいもの。入学するとなかなか変えられないため、まずは資料や案内パンフレットをチェックしてみるのがおすすめです。「ズバット通信制高校比較」なら人気の通信制高校や気になる学校の資料をまとめて取り寄せられて、手間が省けます。無料なので、ぜひ使ってみてください。
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通信制高校へ入学するまでの流れ7ステップ
通信制高校が気になり始めたら、入学まで下の7ステップで進みます。
- 新入学・転入・編入、どの状況かを確認
- 資料や案内パンフレットを見て、候補の学校を決める
- 実際に通信制高校へ行き、相談・見学・体験授業
- 入学したい通信制高校が決まったら、書類を用意して出願!
- 入試を受けて、合格発表
- 入学金と学費を払う
- 入学。通信制高校での生活スタート!
1. 新入学・転入・編入、どの状況かを確認
通信制高校は新入学・転入・編入で用意する書類が違うため、まずは今の状況を確認する必要があります。
転入:いま在籍している高校から、通信制高校に入り直すこと。
編入:高校を1度やめていて、あらためて通信制高校に入ること。
必要な書類は通信制高校のスタッフが説明してくれるため、今は自分(お子さん)がどの状況なのかを確認すればOK。
気になる通信制高校へ相談や見学へ行ったときに、「いま別の高校に在籍していて、転入を考えています」のようにスタッフへ伝えれば、状況に合わせて案内してもらえます。
2. 資料や案内パンフレットを見て、候補の学校を決める
通信制高校は、自分で入りたい学校を自由に選べます。基本的には自宅で勉強することになりますが、ときどき「スクーリング」という校舎への登校があるため、なるべく近くにキャンパス(校舎)がある通信制高校のほうが便利です。
スクーリングのときでも向かいやすく、学べる内容や体制が合っているかをチェックして、候補となる通信制高校をリストアップしましょう。
通信制高校の情報収集をするには、「ズバット通信制高校比較」のような通信制高校の情報をまとめたサイトをチェックしたり、通信制高校の公式ホームページを見たりすると良いです。今すぐ入学する学校を決めなくて良いため、まずは候補となる学校を探してみてください。ズバット通信制高校比較は、無料で資料や案内パンフレットを取り寄せられて便利です。
3. 実際に通信制高校へ行き、相談・見学・体験授業
資料・パンフレット・ホームページなどを見て興味のわく通信制高校が見つかったら、実際にキャンパスへ行ってみましょう!
通信制高校は入学を考えているご家庭・生徒さんの問合せを受け付けていて、気軽に相談できます。パンフレットなどに書かれている窓口の電話番号や通信制高校の公式サイトに載っている連絡先に問い合わせれば、対応してもらえるはず。
電話では「通信制高校を考えていて、相談や見学をしたい」のように伝えればOK。あとは相談して決めた日時にキャンパスへ行けば、通信制高校のスタッフが説明や案内、体験授業などをしてくれます。
また、入学に必要な書類や料金の説明も、このときにしてもらえます。書類はしっかり確認して、料金は予算に合うかを確認しましょう。
相談や見学に行く通信制高校は、1校だけでなく3〜4校は見てみると良いです。複数の通信制高校を比べることで、納得のいく学校を見つけやすくなります。
高校生という時間は貴重なもの。なるべくベストな学校で過ごすほうが、充実した時間になるはずです。
4. 入学したい通信制高校が決まったら、書類を用意して出願!
複数の通信制高校を比べて入学したい学校が決まったら、必要な書類を用意して出願します。
相談・見学のときに、「募集要項」という冊子を受け取っているはず。または、通信制高校の公式サイトでも確認できます。募集要項に準備する書類が書かれているため、必ず確認して揃えましょう。
通信制高校に入るには、入試(入学試験)があります。用意した書類は入試を受けるために必要で、書類を通信制高校へ送って入試に応募することを「出願」といいます。
最近は多くの通信制高校で、公式サイトから「web出願」ができるようになっています。web出願ならパソコンなどから入試を受ける手続きができますが、「パソコンが家にない」「パソコンは難しい」という場合、郵送やキャンパスへの直接提出でも受け付けてくれます。
5. 入試(主に面接・作文)を受けて、合格発表!
通信制高校の入試は実際のところ、それほど難しくありません。「通信制高校へ入って頑張りたい」という気持ちがあれば、多くの場合は入学できます。
通信制高校は「全日制の高校が合わない人・不登校生などを支える学校」という意味合いもあるため、入試のハードルは低めです。
通信制高校の入試では英語や数学の筆記試験は行われないことが多く、面接と作文がメイン。面接は生徒さんと親御さんの両方、作文は「これから頑張りたいこと」「通信制高校での生活」のようなテーマで書くことが多いです。すごく適当なことを言ったり、作文で何も書かなかったりしなければ大丈夫なはずです。
入試を受けたあとは1週間ほどで、合否の結果通知が来ます。合格の場合は入学に必要な手続きや学費の振込み用紙が入っているため、順番にこなしましょう。
6. 入学金と学費を払う
通信制高校に入るには、もちろん学費がかかります。公立の通信制高校は年間3〜5万円、私立は年間10〜20万円ほどで、入学金と合わせて1年目(初年度)の分を払うのが一般的。そのため入試を受ける前に、予算を考えておきましょう。
ちなみに通信制高校は公立のほうが安いものの、私立を選ぶ人のほうが多く、公立:私立=30%:70%ほど。
通信制高校での勉強は、自主学習がメイン。自分だけで勉強を進めるのは意外と大変で、公立だとスタッフによるサポートが薄めです。少し費用が高くても、スタッフに相談しやすい私立のほうが人気となっています。私立でも年間10万円くらいで良い通信制高校もあるため、公立と私立は合わせて考えるのがおすすめです。
(参考)通信制高校の年間学費:公立と私立の費用相場・サポート校の費用・費用を抑える制度
7. 入学。通信制高校での生活スタート!
通信制高校へ入学すると、いよいよ新しい生活がスタートします。家で過ごすことが多いかもしれませんが、時間を上手く活用して充実した学生生活を送ってほしいと思います。
通信制高校は自由な時間が多いため、やりたいことは思う存分取り組めます。勉強もバランス良く頑張ってくださいね。
入学までの流れを理解して、ベストな通信制高校を探そう
通信制高校は、以上の流れで入学します。ごくシンプルにいえば、「候補の学校を探して、相談に行く」というのがメイン。あとは通信制高校のスタッフが説明や案内をしてくれるため、それに沿って必要なものを用意すれば大丈夫です。
入学すると、高校生という時間を通信制高校で過ごすことになります。10代の貴重な時間が充実したものになるよう、ベストな通信制高校を探してほしいと思います。
なお、通信制高校やサポート校は、しっかり選びたいもの。入学するとなかなか変えられないため、まずは資料や案内パンフレットをチェックしてみるのがおすすめです。
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