屋久島おおぞら高校からの大学進学:サポート校「KTCおおぞら高等学院」と併用するのが良く、進学実績も豊富

屋久島での自然体験スクーリングが人気の「屋久島おおぞら高等学校(以下、屋久島おおぞら高校)」。普通の高校ではできない体験ができるのは魅力ですが、「やっぱり大学は行きたい」と思うことも多いもの。

屋久島おおぞら高校での勉強は自宅学習が中心で、大学進学に向けた本格的な勉強は少なめ。ただ、屋久島おおぞら高校と連携しているサポート校「KTCおおぞら高等学院」をあわせて利用すれば、大学受験対策もしっかりできます。もちろん費用はかかりますが、学習環境やサポート体制に納得いけば、考えてみるのもおすすめです。

ここでは「屋久島おおぞら高校からの大学進学」を解説します。

なお、通信制高校やサポート校は、しっかり選びたいもの。入学するとなかなか変えられないため、まずは資料や案内パンフレットをチェックしてみるのがおすすめです。「ズバット通信制高校比較」なら人気の通信制高校や気になる学校の資料をまとめて取り寄せられて、手間が省けます。無料なので、ぜひ使ってみてください。

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屋久島おおぞら高校での勉強は、基礎的な内容が中心。大学進学を考えるなら、サポート校「KTCおおぞら高等学院」の利用がおすすめ

屋久島おおぞら高校はほかの通信制高校と同じく、下の4つを通して学習が進みます。

  • レポート
  • スクーリング
  • テスト
  • 特別活動(ホームルームや自然体験など)

勉強をする場所は、自宅または「KTCおおぞら高等学院」という、屋久島おおぞら高校と連携しているサポート校。KTCおおぞら高等学院は屋久島おおぞら高校の塾のような位置づけで、近くのキャンパスへ通って勉強できます。KTCおおぞら高等学院のキャンパスを利用するには、屋久島おおぞら高校の学費に加えて、追加費用がかかります。

勉強内容は高校で学ぶ、基礎的な内容が中心。通信制高校に入学する人は勉強が苦手だったり、通常より大きく遅れていたりすることがあるため、誰でも無理なく学べるようになっています。

屋久島あおぞら高校

逆に言うと、大学入試に向けた本格的な対策は、屋久島おおぞら高校の勉強だけでは難しいです。「KTCおおぞら高等学院」には大学進学を考える人向けのコースがあるため、利用するのがおすすめです。

KTCおおぞら高等学院で大学受験の勉強をするなら、「スタンダード学科」または「アドバンス学科」を利用

KTCおおぞら高等学院には学科が3つあります。

【KTCおおぞら高等学院の3学科】

  • みらい学科
    プログラミング・ネイル・福祉など、興味のあることを学べる学科。
  • スタンダード学科
    ・ウィークデイコース:キャンパスへ週1〜5日のペースで通い、クラスに分かれて勉強。登校する日数は自由に選べて、普通の高校(全日制)に近い。
    ・個別指導コース:週1〜5日キャンパスへ通い、午後から登校。授業は個別指導で、クラスが苦手な人でも安心。
  • アドバンス学科
    ・進学コース:大学入試対策のオンライン授業・映像授業・添削指導などがあるコース

屋久島おおぞら高校の勉強だけだと、自宅での基礎的な学習が中心。これでは大学受験に必要な学力が身につきにくく、自宅学習だとついサボってしまうこともあります。

KTCおおぞら高等学院を利用すれば、キャンパスへ通って勉強でき、授業で先生に教えてもらうことでスムーズに内容を理解できます。上の学科のうち「みらい学科」は大学進学に関係ないため、「スタンダード学科」または「アドバンス学科」を考えると良いです。

「スタンダード学科」は、週1〜5日の登校&全日制に近いスタイルの「ウィークデイコース」と、午後から登校する「個別指導コース」の2種類

「いきなり本格的に勉強するのは難しい。まずはじっくり勧めたい」という場合、アドバンス学科よりスタンダード学科がおすすめ。キャンパスへ通って先生に教えてもらえるため、自分だけで勉強するのが難しい人や、家にいると勉強できない人でも大丈夫です。

「ウィークデイコース」はクラスがあり、全日制に近いスタイルで勉強。スポーツなどの体験レッスンもあり、友達づくりのきっかけになる交流もあります。

個別指導コースは先生との1対1授業のため、先生が生徒さんの様子や理解できているかを確認しながら教えてくれます。カウンセリングでのメンタルサポートや、パーソナル診断を通して相性の良い資格の提案などもあり、着実に前へ進めます。

人間関係がそれほど苦手でなく、友達を作りたいならウィークデイコース、自分のペースでじっくり勉強したいなら、個別指導コースが良いです。個別指導コースは授業が午後からのため、「朝が苦手で、起きれない・・」という人にも向いています。

また、「最初は個別指導コースで、高2からウィークデイコース」のように、途中変更もできます。

「アドバンス学科」はウィークデイコースの内容に加えて、オンライン指導・映像授業・添削指導があり、難関大学への合格実績も。指定校推薦のチャンスもある

屋久島おおぞら高校は、屋久島での自然体験スクーリングが大きな特徴の通信制高校。「屋久島スクーリングは興味があるけど、大学受験も頑張りたい」という場合、KTCおおぞら高等学院の「アドバンス学科(進学コース)」を利用すると良いです。

アドバンス学科(進学コース)は、本格的に大学受験対策をするための学科。

  • ウィークデイコースと同じ授業:高校内容の基礎を固められ、クラスでの交流もある。
  • Web授業:先生による、リアルタイムのオンライン授業
  • 映像授業:好きなときに学べる教材。やる気さえあればどんどん先に進めて、復習も繰り返しできる。
  • 添削指導:先生による添削指導。中学内容の復習も可能。
  • 個別フォロー:「マイコーチ」による学習管理。勉強の計画・進め方・受験の仕組み解説・出願準備などのサポート。
  • 英会話:留学やネイティブ講師によるWebレッスン(希望に合わせて)。

上のようにアドバンス学科は、「予備校に通わなくても、いつものキャンパスで大学受験対策ができる」という内容になっています。受験までの勉強だけでなく、計画や進み具合のチェック、面接や小論文などの指導もしてくれて、受験に必要なサポートをトータルで受けられます。

また、KTCおおぞら高等学院はグローバル教育にも力を入れていて、希望に応じて留学や英会話レッスンなどもあります。英検などの対策にも役立つため、活用するのも良いでしょう。

【KTCおおぞら高等学院・アドバンス学科の合格実績】

(国公立大学)愛知県立大学・鹿児島大学・金沢大学・北九州市立大学九州大学・京都大学・神戸市外国語大学・筑波大学・弘前大学・広島大学・北海道大学・山口大学
(私立大学)青山学院大学・関西大学・近畿大学・慶應義塾大学・上智大学・中央大学・同志社大学・明治大学・立命館大学・早稲田大学

アドバンス学科は合格実績もたくさんあり、国公立大学や有名私立大学、難関の大学などに合格した人もいます。
もちろん「アドバンス学科に入れば、誰でも高いレベルの大学に行ける」というわけではありませんが、合格実績がたくさんあるということは、「それだけ体制やカリキュラムが整っている」といえます。

さらにKTCおおぞら高等学院は、指定校推薦の枠もあります。

【KTCおおぞら高等学院(屋久島おおぞら高校)・指定校推薦の枠】

青山学院大学・桜美林大学・多摩大学・東北学院大学・法政大学・早稲田大学など

かなり有名な大学の指定校推薦もあり、枠もらえる可能性があるのはかなり魅力的。もちろん勉強を頑張る必要はありますが、チャンスがあるだけでも大きなメリットです。

大学進学を考えるなら、自分に合う学科・コースを。KTCおおぞら高等学院を利用しない場合、参考書・学習塾・家庭教師などで勉強

ここまで紹介したように、屋久島おおぞら高校だけだと、大学進学に向けた勉強は少し物足りません。サポート校のKTCおおぞら高等学院も合わせて利用し、大学受験を意識した勉強を進めることが大切。また、それぞれの学科・コースは、次のような人に向いています。

【それぞれの学科・コースが向いている人】

  • スタンダード学科・ウィークデイコース:まずは基本から、クラスで勉強したい人
  • スタンダード学科・個別指導コース:まずは基本から、先生との1対1授業で勉強したい人
  • アドバンス学科・進学コース:本格的に大学受験対策をしたい人

ただ、KTCおおぞら高等学院はあくまでも「サポート校」で、屋久島おおぞら高校(通信制高校)の塾のような存在。つまり屋久島おおぞら高校とKTCおおぞら高等学院(サポート校)の学費、両方がかかります。学費は登校日数によって変わりますが、年間50〜100万円ほどかかるため、前もってこれくらいかかることを頭に入れておくほうが安心です。

また、大学進学に向けた勉強は、KTCおおぞら高等学院でなくてもできます。予備校や塾、家庭教師などはたくさんあり、年間20〜50万円ほどで利用できるところも多いです。市販の参考書や問題集で自習できるなら、もっと安く抑えることもできます。

(参考)

もちろんKTCおおぞら高等学院は環境や体制が整っていますが、学費は大切なポイント。ほかの通信制高校や勉強方法とも比べて、決めてほしいと思います。

屋久島おおぞら高校は自然体験が魅力の通信制高校。大学進学ももちろんできるが、ほかの通信制高校とも比べて考えよう

屋久島おおぞら高校は、屋久島で自然と触れ合う体験ができる通信制高校として人気。大学進学対策はアドバンス学科(進学コース)なら万全の体制が整っていて、スタンダード学科(ウィークデイコース・個別指導コース)は基本を押さえて勉強したい人にぴったりです。しっかり大学を目指せるようになっていますが、もちろん学費はかかるため、ほかの通信制高校や予備校などと比較して考えのがおすすめです。

なお、通信制高校やサポート校は、しっかり選びたいもの。入学するとなかなか変えられないため、まずは資料や案内パンフレットをチェックしてみるのがおすすめです。

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