横浜市の学費が安い通信制高校!評判・人気のおすすめ10校

横浜市は通信制高校のキャンパスが多いエリア。通信制高校は基本的に自宅での学習がメインですが、近くにキャンパスがあるとスクーリング(校舎への登校)のときに便利。また、キャンパスへ通って勉強する「登校コース」も利用しやすくなります。

ここでは横浜市にキャンパスがあり、学費が安くて人気の通信制高校を紹介します。

横浜市にキャンパスがある、人気・おすすめの通信制高校10校

ここから横浜市内にキャンパスがある通信制高校を紹介しますが、学費の目安も合わせて掲載しています。

ただ、ここで掲載しているのは「就学支援金」という国の制度による割引き前で、「自宅メインで学習するコース」の金額。キャンパスへ通って勉強する登校コースやITやネイル、マンガなどを勉強する専門分野のコースは、追加費用が必要です。

就学支援金は親御さんの年収によって授業料が割引きされる制度で、下のように決まっています。

【就学支援金による授業料の割引き】

親御さんの年収(両親2人の合計年収)が

年収590万円未満:1単位につき12,030円が授業料から割引き
(25単位で300,750円の割引き)
年収590万円以上〜910万円未満:1単位につき4,812円が割引き
(25単位で120,300円の割引き)
年収910万円以上:割引きなし

※通信制高校で1年間に取る単位の数は、平均25単位。
割引きは「授業料」のみ。授業料がゼロになったらそれ以上安くはならず、スクーリング費や設備費などは割引きされない。

就学支援金について詳しく
通信制高校は就学支援金で学費が割引きに!制度の仕組み・内容を解説

それではここから、年間学費の安い順に通信制高校を紹介します。

鹿島山北高等学校(横浜市内にキャンパス多数)

本校の所在地 神奈川県足柄上郡山北町中川921-87
横浜市の
キャンパス
・能見台駅前キャンパス(KG高等学院)
神奈川県横浜市金沢区能見台通7-1 KRビル2F
・中山キャンパス(KG高等学院)
神奈川県横浜市緑区寺山町89 スクエア21ビル4階
・ブルーライン中田駅前キャンパス(KG高等学院)
神奈川県横浜市泉区中田東1-37-7  トシビル2階
・横浜西口キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市西区南幸2-16-20 YKビル8F
・横浜港北キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市都筑区高山1-41 エトワール富士見が丘2F
・横浜日吉キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市港北区日吉本町1-3-16 日吉ソシアルビル3F
・横浜青葉キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市青葉区青葉台2-11-24 セカンドエイド3F
・横浜戸塚キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町3960 吉田屋ビル3F
・港南台高等学院
神奈川県横浜市港南区港南台5-5-1 福島ビル2F
・MSG二俣川学習センター(武蔵MSG高等学院)
神奈川県横浜市旭区二俣川1-45-69
・横浜磯子ラーニングセンター(セレンディップ高等学院)
神奈川県横浜市磯子区森5-21-7
学費の目安
(就学支援金の適用前)
年間20.4万円ほど

鹿島山北高校は、全日制もある「鹿島学園高等学校」の姉妹校。本校が神奈川県の足柄上郡山北町というところにあり、自然と触れ合える機会があるのが特徴です。

基本は自宅での学習で、スクーリング(校舎への登校)は最寄りの学習センターに行って学習。鹿島山北高校は横浜市内に学習センターがたくさんあり、家から近いセンターも見つかりやすいです。

横浜市内に数ある通信制高校(私立)の中で、学費は1番お値打ち。多くのご家庭で就学支援金を適用できるので、年間10万円を切る費用で利用できます。母体の鹿島学園とカリキュラムはあまり変わらず、体制も整っています。

鹿島学園高等学校(横浜市内にキャンパス多数)

本校の所在地 茨城県鹿嶋市田野辺141-9
横浜市の
キャンパス
・横浜戸塚キャンパス
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町3960 吉田屋ビル3F
・横浜岩谷キャンパス(KG高等学院)
神奈川県横浜市西区平沼1-38-19 岩谷学園5号館2F
・能見台駅前キャンパス(KG高等学院)
神奈川県横浜市金沢区能見台通7-1 KRビル2F
・横浜港北キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市都筑区高山1-41
・横浜日吉キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市港北区日吉本町1-3-16 日吉ソシアルビル3階
・横浜青葉キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市青葉区青葉台2-11-24 セカンドエイド3F
・横浜西口キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市西区南幸2-16-20 YKビル8F
・鶴見キャンパス(bグローバル国際高等学院)
神奈川県横浜市鶴見区菅沢町5-18 2F
学費の目安
(就学支援金の適用前)
年間21.6万円ほど

鹿島山北高校の母体である鹿島学園高校も、学費が安いです。鹿島山北高校より少しだけ上がりますが、それでも十分お値打ち。就学支援金を適用すれば、年間10万円ほどになります。

鹿島学園は全日制もあり、運営体制がしっかりしていて安心感があります。鹿島山北高校と同じくキャンパスも多く、勉強しやすい環境が充実しています。

鹿島朝日高等学校(横浜市内にキャンパス多数)

本校の所在地 岡山県岡山市北区御津紙工2590
横浜市の
キャンパス
・港南台高等学院
神奈川県横浜市港南区港南台5-5-1 2F
・武蔵MSG高等学院 MSG二俣川校
神奈川県横浜市旭区二俣川1-45-69
・横浜港北キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市都筑区高山1-41 エトワール富士見が丘2F
・横浜青葉キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市青葉区青葉台2-11-24 セカンドエイド3F
・横浜戸塚キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町3960 吉田屋ビル3F
・横浜日吉キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市港北区日吉本町1-3-16 日吉ソシアルビル3F
・横浜西口キャンパス(教育アカデミー高等部)
神奈川県横浜市西区南幸2-16-20 YKビル8F
学費の目安
(就学支援金の適用前)
年間23.4万円ほど

鹿島朝日高校も、鹿島学園高校の姉妹校。なるべく多くの生徒さんを受け入れられるよう、3つの姉妹校がある形になっています。

鹿島朝日高校は鹿島学園のように全日制がなく、通信制のみ。全日制があるからといって普段の勉強に影響があるわけではなく、鹿島学園と同じく高校内容をきちんと学べる体制が整っています。

鹿島学園・鹿島朝日・鹿島山北は似ていますが、

  • 全日制が一応あるほうが良いなら鹿島学園
  • 学費の安さと自然体験を重視するなら鹿島山北
  • 最寄りのキャンパスがあるなら鹿島朝日

というふうに選ぶと良いです。

N高等学校・S高等学校(横浜キャンパス・横浜金港キャンパス)

本校の所在地 N高:沖縄県うるま市与那城伊計224
S高:茨城県つくば市作谷578番地2
横浜市の
キャンパス
・横浜キャンパス
神奈川県横浜市神奈川区栄町2-9 東部横浜ビル1階
・横浜金港キャンパス
神奈川県横浜市神奈川区金港町7-3 金港ビル 6階
学費の目安
(就学支援金の適用前)
年間25万円ほど
※最安の「ネットコース(スタンダード)」の場合

N高校・S高校は、大手出版社のKADOKAWAと、「ニコニコ動画」などでおなじみのIT企業ドワンゴが共同で設立した通信制高校。本校の場所が違うだけで、カリキュラムや学習体制は共通です。全国にキャンパスがあり、横浜市内にもあります。

N高・S高の特徴は、プログラミングを始め、起業・eスポーツ・マンガなど、さまざまな分野を学べること。課外授業やネット部活などが積極的に行われていて、公式サイトを見てピンときたら考えてみるのもおすすめ。大手企業が運営しているため、体制も充実しています。

学費は一番お値打ちな「ネットコース(スタンダード)」なら年間25万円ほど。就学支援金を適用すれば年間10万円前後になり、かなり安いです。ただしプログラミングをキャンパスへ通学して学ぶコースや、オンライン上のクラスに参加して勉強するコースなどもあり、コースによっては年間100万円ほどかかります。

翔洋学園高等学校(神奈川学習センター)

本校の所在地 茨城県日立市大みか町4丁目1番3号
横浜市の
キャンパス
・神奈川学習センター
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-33-14
学費の目安
(就学支援金の適用前)
年間25万円ほど

翔洋学園高等学校はスタンダードな通信制高校として人気。学費もシンプルでわかりやすいです。年間25万円ほどという金額は最安ではないものの、十分お値打ち。横浜市にも学習センターがあるため安心で、「高校内容をきちんと勉強できればいい」という場合におすすめです。

駿台甲府高等学校(あざみの校)

本校の所在地 山梨県甲府市上今井町884-1
横浜市の
キャンパス
・あざみの校
神奈川県横浜市青葉区あざみ野1丁目4-13
学費の目安
(就学支援金の適用前)
年間28万円ほど

駿台甲府高校は、大手の大学受験予備校である駿台が運営する通信制高校。通信制高校の中では大学進学に強く、高校内容の基礎的な勉強に加えて「サテネット21」という駿台の映像授業を無料で見ることができます(テキスト代は必要)。

学費も比較的お値打ちで、就学支援金を適用すれば15万円ほど。これで駿台のカリキュラムで学べることを考えると、メリットは大きいです。

ただし駿台甲府高校は、基本的に自分で勉強しないといけないのがデメリット。自主学習が難しい場合は「駿台通信制サポート校」というサポート校を合わせて利用すると、横浜市にあるキャンパス(あざみ野校)に通って授業を受けることができます。

NHK学園高等学校(神奈川県スクーリング会場)

本校の所在地 東京都国立市富士見台2-36-2
横浜市の
キャンパス
・神奈川県スクーリング会場
関東学院高等学校
神奈川県横浜市南区三春台4
学費の目安
(就学支援金の適用前)
年間32万円ほど

NHK学園高校は、NHKが運営する通信制高校。通信制高校の先駆け的な存在で、自宅にいながらきちんと学べる体制が整っています。主に使う教材は「NHK高校講座」で、質の高い教材として定評があります。

また、NHK学園高校はNHKならではのブランドを活かして、大学の指定校推薦枠も多いです。大学進学を考えていて、高校内容を基礎からじっくり学びたいなら、NHK学園高校はおすすめです。

飛鳥未来高等学校(横浜キャンパス)

本校の所在地 奈良県天理市櫟本町1514-3
横浜市の
キャンパス
・横浜キャンパス
神奈川県横浜市神奈川区富家町6-7
学費の目安
(就学支援金の適用前)
年間33万円ほど

飛鳥未来高校は全国にキャンパスを展開する、規模の大きな通信制高校。三幸学園という専門学校などを運営するグループによる学校で、美容師免許を取れるコースやネイル・メイク・マンガのコースなど、専門学校との連携がしっかりしています。

高校内容の基本的な学習ができるコースは年間33万円ほど。整った体制を活かして文化祭などの学校行事や生徒さんのメンタルサポートもあり、1人1人に担任の先生が付いてくれます。専門学校との連携から進路の決定率も高く、2020年3月の卒業生は95.2%となっています。

ヒューマンキャンパス高等学校(横浜学習センター)

本校の所在地 沖縄県名護市三原263
横浜市の
キャンパス
・横浜学習センター
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-33-8 アサヒビルヂング1階
学費の目安
(就学支援金の適用前)
年間38万円ほど
※最安の「一般通信コース」の場合

ヒューマンキャンパス高校はさまざまな専門分野を学べる「ヒューマンアカデミー」が運営する通信制高校。40もの専門分野を高校生のうちから勉強でき、専門学校へ進学する人よりもいち早くスキルや知識を身につけられます。

ただし高校の基本的な勉強ができる「一般通信コース」は、専門分野の勉強はなし。自宅学習でレポートの提出とテスト、年間10日ほどのスクーリングをこなせば卒業できます。専門分野を勉強しないなら、ほかの学費が安い通信制高校と比べて考えるほうが良いでしょう。

ルネサンス高等学校(横浜キャンパス)

本校の所在地 茨城県久慈郡大子町大字町付1543
横浜市の
キャンパス
・横浜キャンパス
神奈川県横浜市神奈川区金港町6-9
学費の目安
(就学支援金の適用前)
年間40.5万円ほど

ルネサンス高校も、規模が大きな通信制高校として人気。スマホやタブレットを勉強に取り入れたカリキュラムで、効率良く学べます。

ほかの通信制高校に比べると、学費は高め。体制は整っていてカウンセリングやWスクールコース(追加費用あり)もあり、「サポートがしっかりしている学校がいい」「学びたい専門分野がある」という場合は考えてみるのも良いです。